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日別アーカイブ: 2025年10月14日

🌱育苗(いくびょう) ~選んだ種もみを苗箱にまき、ビニールハウスで大切に育てる~

皆さんこんにちは!

 

新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てている

吉農園、更新担当の富山です。

 

 

 

🌱育苗(いくびょう)

~選んだ種もみを苗箱にまき、ビニールハウスで大切に育てる~

お米作りの始まりは「種もみ」から。


そして、その種を“苗”へと育てる大事な工程が「育苗(いくびょう)」です。


この時期の手間ひまが、秋の収穫を大きく左右すると言われています。


🌾1. 種もみをまく前の準備

 

まずは、しっかり選別した健康な種もみを用意します。
水に浮く軽い種や、病気がついたものは取り除きます。
選ばれた種もみは、消毒・浸水・催芽(さいが)といった工程を経て、
芽が少し顔を出すくらいに準備されます。

ここまでのひと手間で、苗の生育スピードや病気への強さがまったく違ってくるんです。
「お米づくりは、苗づくりで決まる」と言われるほど、この段階が大切なんですね。


🌱2. 苗箱にまく ― 命のスタートライン

 

次に、苗箱に土を敷き、種もみを均一にまきます。
一粒一粒が新しい命のスタート。
ムラなくまくために、手作業で丁寧に均す農家さんも多く、
まるで絵を描くように慎重に進めます。

上から薄く土をかけたら、いよいよビニールハウスへ。
ここからが本格的な育苗の始まりです。


🌤3. ビニールハウスでの管理

ビニールハウスの中は、まるで苗たちの“保育園”。
温度や湿度、水分をしっかり管理しながら、
日差しをたっぷり浴びて健やかに育つように見守ります🌞

朝夕の温度差が大きい時期には、
ハウスを開けて風を通したり、夜は保温シートで守ったり…。
苗たちが病気にならないように、毎日細かなチェックが欠かせません。


🌿4. 苗が育つと…

 

10日ほど経つと、薄い緑の芽がハウスいっぱいに広がります。
その光景はまさに「生命のじゅうたん」。
成長が順調だと、農家さんの顔にも自然と笑顔がこぼれます。

そして、田植えが近づくと、苗を外に出して「慣らし」を行います。
外の風や温度に少しずつ慣れさせることで、
田んぼに移したときに丈夫に育つのです。


💬まとめ

 

🌱育苗は、稲づくりの心臓部。
🌤環境を整え、愛情をかけることで強い苗に育つ。
💧この時期の努力が、秋の黄金の稲穂へとつながる。

お米づくりは自然との対話。
苗たちの声に耳を傾けながら、農家さんの手で今日も命が育まれています🍃

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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