
皆さんこんにちは!
新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てている
吉農園、更新担当の富山です。
~選んだ種もみを苗箱にまき、ビニールハウスで大切に育てる~
お米作りの始まりは「種もみ」から。
そして、その種を“苗”へと育てる大事な工程が「育苗(いくびょう)」です。
この時期の手間ひまが、秋の収穫を大きく左右すると言われています。
まずは、しっかり選別した健康な種もみを用意します。
水に浮く軽い種や、病気がついたものは取り除きます。
選ばれた種もみは、消毒・浸水・催芽(さいが)といった工程を経て、
芽が少し顔を出すくらいに準備されます。
ここまでのひと手間で、苗の生育スピードや病気への強さがまったく違ってくるんです。
「お米づくりは、苗づくりで決まる」と言われるほど、この段階が大切なんですね。
次に、苗箱に土を敷き、種もみを均一にまきます。
一粒一粒が新しい命のスタート。
ムラなくまくために、手作業で丁寧に均す農家さんも多く、
まるで絵を描くように慎重に進めます。
上から薄く土をかけたら、いよいよビニールハウスへ。
ここからが本格的な育苗の始まりです。
ビニールハウスの中は、まるで苗たちの“保育園”。
温度や湿度、水分をしっかり管理しながら、
日差しをたっぷり浴びて健やかに育つように見守ります🌞
朝夕の温度差が大きい時期には、
ハウスを開けて風を通したり、夜は保温シートで守ったり…。
苗たちが病気にならないように、毎日細かなチェックが欠かせません。
10日ほど経つと、薄い緑の芽がハウスいっぱいに広がります。
その光景はまさに「生命のじゅうたん」。
成長が順調だと、農家さんの顔にも自然と笑顔がこぼれます。
そして、田植えが近づくと、苗を外に出して「慣らし」を行います。
外の風や温度に少しずつ慣れさせることで、
田んぼに移したときに丈夫に育つのです。
🌱育苗は、稲づくりの心臓部。
🌤環境を整え、愛情をかけることで強い苗に育つ。
💧この時期の努力が、秋の黄金の稲穂へとつながる。
お米づくりは自然との対話。
苗たちの声に耳を傾けながら、農家さんの手で今日も命が育まれています🍃
次回もお楽しみに!
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新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てております。
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