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日別アーカイブ: 2025年10月20日

💧田んぼに水を入れる ~苗を植える前の大切な準備~

皆さんこんにちは!

 

新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てている

吉農園、更新担当の富山です。

 

 

 

💧田んぼに水を入れる

~苗を植える前の大切な準備~

育てた苗を田んぼに植えるためには、まず「水」を張らなければなりません。


この工程は、見た目以上に繊細で、稲づくりの要ともいえる大切な作業です。


🌾1. 水を張る意味

 

田んぼに水を張るのは、ただ苗を植えるためだけではありません。


主な目的は、

  • 雑草の発生を防ぐ

  • 土の温度を保ち、苗の成長を助ける

  • 水の重みで土を安定させる

という大切な役割があります。

つまり、田んぼに水を張ることは「稲が育つための環境を整える」ことなんです。


💧2. 均一な深さにする

 

田んぼ全体に水を入れたら、次は「ならし」の作業。
水の深さが均一でないと、苗が浮いたり沈んだりしてしまい、
成長にムラが出てしまいます。

そこで、レーザーや水準器を使って平らに調整したり、
昔ながらの木製の“レーキ”を使って、細かく均していく農家さんもいます。

このひと手間こそが、美しい田植え風景をつくる秘密なのです。


🌤3. 水加減の見極めがカギ

「水は多すぎても少なすぎてもダメ」。
苗がしっかり根を張るためには、**ほどよい水深(約3cm〜5cm)**が理想です。

最初のうちは浅く、
根が張ってきたら少しずつ深くしていく。
そうやって稲の成長段階に合わせて水の量を調整していくのが、
長年の経験と勘の見せどころです🌾


🍃4. 水の流れと太陽の力

 

田んぼには「入り口」と「出口」があり、
新しい水を入れ、古い水を抜く仕組みが作られています。
こうすることで、常に新鮮な水と空気が循環し、稲が元気に育つのです。

太陽の光が水面に反射し、キラキラと輝く風景は、
まさに日本の原風景そのもの✨


🌸まとめ

 

💧田んぼに水を張るのは、苗を迎えるための準備。
🌾均一な深さと温度管理が、美しい稲に育てるカギ。
☀️水と太陽、そして人の手がつくる「命のステージ」。

田んぼに広がる水面は、これから育っていく稲たちの新しい世界。
静かな水のゆらぎの中には、農家さんの祈りと希望が込められています。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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