吉農園|ブログ

オフィシャルブログ

病害虫対策 🐛🛡️ 稲を守るための“日々の観察”という仕事

皆さんこんにちは!

 

新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てている

吉農園、更新担当の富山です。

 

 

 

病害虫対策 🐛🛡️

稲を守るための“日々の観察”という仕事

 

 

 

稲作におけるもう一つの大きな敵。
それが 病害虫 です。

病気や害虫は、
ある日突然現れ、あっという間に被害を広げます。

だからこそ重要なのが、
👉 「早期発見・早期対応」

病害虫対策は、
農家の観察力と判断力が試される分野です。


🦠 稲に発生しやすい代表的な病気

 

  • いもち病

  • 紋枯病

  • 白葉枯病

 

これらの病気は、

  • 高温多湿

  • 風通しの悪さ

  • 肥料過多

などの条件が重なると発生しやすくなります⚠️


🐛 稲を狙う害虫たち

 

  • イネミズゾウムシ

  • カメムシ類

  • ニカメイガ

 

これらの害虫は、

  • 葉を食害

  • 茎の内部に侵入

  • 穂を直接傷つける

など、収量と品質に致命的なダメージを与えます。


👀 病害虫対策の基本は「毎日の観察」

 

病害虫対策で最も重要なのは、
👉 田んぼを見ること

  • 葉の色はいつもと違わないか

  • 食べられた跡はないか

  • 飛び回る虫が増えていないか

「おかしいな」と感じた時点で、
すでに対策は始まっています。


🧴 防除作業の考え方

 

🌱 予防重視

  • 発生しやすい時期を見越した対策

  • 適切な肥培管理

 

🚜 必要最小限の防除

  • むやみに薬剤を使わない

  • 稲と環境への負担を抑える

 

🌏 周囲との連携

  • 周辺田んぼと同時期に対策

  • 被害拡大を防ぐための協力


🌦️ 天候と病害虫の関係

 

  • 長雨 → 病気が出やすい

  • 高温 → 害虫が活発化

  • 台風後 → 被害拡大のリスク

そのため農家は、
天気予報を見ながら
先回りで対策を考える必要があります。


📝 まとめ

 

病害虫対策は、

  • 見えない

  • 予測が難しい

  • 判断が遅れると致命的

そんな緊張感のある仕事です。

それでも、
何事もなく稲が実り、
黄金色の田んぼが広がる瞬間🌾✨

そこには、
毎日田んぼを見続けた農家の努力があります。

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

吉農園では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

詳しくはこちら!

 

apple-touch-icon.png

雑草との戦い 🌱⚔️ 田んぼの静かな攻防戦 ― 稲を守るための除草作業 ―

皆さんこんにちは!

 

新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てている

吉農園、更新担当の富山です。

 

 

 

雑草との戦い 🌱⚔️

田んぼの静かな攻防戦 ― 稲を守るための除草作業 ―

 

 

 

稲作において、毎年必ず立ちはだかる存在。
それが 雑草 です。

一見すると、田んぼの中に生える小さな草。
しかしこの雑草こそが、稲の生育を大きく左右する最大の敵のひとつです。

雑草対策は、派手さはありませんが、
👉 収量・品質・作業効率すべてに直結する重要な工程
なのです。


🌾 なぜ雑草が稲に悪影響を与えるのか?

 

雑草が問題になる理由は、単に「見た目が悪い」からではありません。

雑草が稲に与える主な影響

  • 🌱 養分の奪い合い
     稲が吸収すべき肥料分を、雑草が先に吸ってしまう

  • 💧 水分の競合
     水管理が難しくなり、稲の根張りが弱くなる

  • ☀️ 日照不足
     背の高い雑草が稲を覆い、光合成を妨げる

  • 🐛 害虫・病原菌の温床
     病害虫が住みつきやすくなる

 

結果として、
👉 分げつ不足・穂数減少・品質低下
につながってしまいます。


🌿 田んぼに生える代表的な雑草

 

稲作農家を悩ませる雑草は多種多様です。

  • ノビエ

  • コナギ

  • ホタルイ

  • クログワイ

これらは見た目こそ小さいですが、
稲よりも成長が早く、生命力が非常に強いのが特徴です⚠️

「気づいたときには手遅れ」
そんなケースも少なくありません。


🚜 雑草対策の基本は“初期対応”

 

雑草対策で最も大切なのは、
👉 発生初期に叩くこと

初期対策が重要な理由

  • 小さいうちなら除去しやすい

  • 稲への影響が最小限で済む

  • 後半作業が圧倒的に楽になる

 

逆に初期を逃すと、

❌ 手作業が増える
❌ 作業時間が倍以上になる
❌ 稲を傷つけるリスクが高まる

という悪循環に陥ります。


🧑‍🌾 除草作業の種類と工夫

 

🧴 除草剤の活用

  • 使用時期・水深管理が重要

  • 稲への影響を考慮した慎重な判断が必要

 

✋ 手作業での除草

  • 株元を傷つけない集中力が必要

  • 体力と根気が求められる作業

 

🚜 中耕・機械除草

  • 土を動かして雑草の根を切る

  • 土壌の通気性向上という副効果も✨

農家ごとに、
田んぼの条件・規模・栽培方針に合わせて使い分けています。


🌧️ 雑草は“天候”で一気に増える

 

特に注意が必要なのが、

  • 雨が続いた後

  • 気温が急上昇した時期

このタイミングで雑草は一気に伸びます🌱💦


そのため、稲作では

👉 毎日の観察が最大の防除策

と言われるほど、日々のチェックが重要です。


📝 まとめ

 

雑草対策は、

  • 地味

  • 体力勝負

  • 成果が見えにくい

それでも、
確実に稲を守り、収穫を左右する仕事です。

田んぼを見て、
「今年は雑草が少ないな」と感じるとき、
そこには農家の見えない努力が詰まっています🌾✨

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

吉農園では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

詳しくはこちら!

 

apple-touch-icon.png

💧水管理 ― 田んぼの“呼吸”を感じる仕事

皆さんこんにちは!

 

新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てている

吉農園、更新担当の富山です。

 

 

 

💧水管理 ― 田んぼの“呼吸”を感じる仕事

〜毎日の見回りが、豊かな実りを守る〜


田植えが終わると、農家の新たな日課が始まります。
それが「水管理」。

一見、地味な作業に思えるかもしれませんが、
実はこの水の管理こそが、稲の健康と収穫量を左右する最重要工程です。


🌊 水は“稲の命”

 

田んぼは、ただ水を張っているわけではありません。
稲の成長に合わせて、水の高さ・温度・流れを毎日微調整しているのです。

🌱 苗が根を張る時期は浅めに
🌾 生育期は深めに
🍂 穂が実る頃には少し乾かす

このように、田んぼの状態を見ながら、
バルブや堰(せき)を開け閉めしていきます。

農家にとって田んぼの水は、まるで稲の“呼吸”のようなもの。
音や色、波紋の揺れを見て、
「今日はもう少し入れよう」「少し抜こう」と判断します。


👀 毎日の見回りが欠かせない

 

朝、太陽が昇る前に田んぼへ。
風の向きや気温を感じながら、
水位を確認するのが一日の始まりです。

夜のうちに水が減っていれば、入水バルブを開け、
逆に増えていれば排水口を調整。

時には雨の影響で水位が急上昇することもあり、
「田んぼがあふれる!」と慌てて駆け出すこともあります。

それでも、苗がしっかりと立ち、青々とした姿を見せてくれると、
「今日も無事だったな」と心がほっとします。


🐸 田んぼが生きている証

 

田んぼの中では、カエルが鳴き、トンボが飛び、メダカが泳ぐ。
水を管理するということは、同時に“生態系を守る”ことでもあります。

田んぼは稲だけでなく、たくさんの命が共に生きる小さな世界。
そのバランスを保つのも、農家の大切な役割なのです。


💡 近年の水管理の進化

 

最近では、自動給水システムスマート水管理センサーも登場。
スマホで水位をチェックしたり、遠隔でバルブを開閉できるようになっています。

とはいえ、どんなに便利な技術があっても、
最後に判断するのはやはり「人の目と経験」。

田んぼに立ち、風や空の色を感じながら決める――
それが、農家としての勘と誇りです。


🌈【まとめ】

 

水管理とは、自然と対話する仕事です。
稲の声を聴き、水の動きを感じながら、
その日その瞬間に最適な判断を下す。

毎日の積み重ねが、やがて秋の黄金の稲穂につながります。

見えないところで、確かな仕事を続けること。
それが、農家の誇りであり、
稲作という文化を支え続ける「静かな力」なのです。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

吉農園では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

詳しくはこちら!

 

apple-touch-icon.png

🌱田植え ― 春の風とともに、命を植える瞬間

皆さんこんにちは!

 

新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てている

吉農園、更新担当の富山です。

 

 

 

🌱田植え ― 春の風とともに、命を植える瞬間

〜まっすぐな苗が、まっすぐな心を育てる〜


春。田んぼに水が張られ、鏡のように空を映す季節。
いよいよ、**一年の中で最も大切な行事「田植え」**の時期がやってきます。

田植えは、農家にとってまさに「命を植える仕事」。
小さな苗一つひとつに、一年の想いと努力が詰まっています。


🚜 田植機で描く、緑のライン

 

昔は一株ずつ手で植えていましたが、今では田植機がその役割を担います。
とはいえ、ただ機械に任せれば良いというわけではありません。

田んぼの地形、柔らかさ、水の深さを確認しながら、
田植機をまっすぐ走らせるのは、まさに職人技

ハンドルを握る手には緊張感が走ります。
田んぼの端から端まで、苗が整然と並ぶと――
思わず「よし、今日も美しい田植えができた」と心が弾む瞬間です。


🌾 苗一本に込める想い

 

苗は、育苗箱で何週間も手をかけて育ててきた“我が子”のような存在。
その苗を田んぼに植える瞬間は、毎年何度味わっても特別です。

苗がまっすぐ立ち、水面に緑が広がっていく光景は、
自然と人の息づかいがひとつになるような美しさがあります。

風がそよぎ、苗が揺れる――
その音は、まるで「ありがとう」と苗たちが応えてくれているようです。


☀️ チームで挑む春の風物詩

 

田植えの時期は、家族や地域の仲間と協力しながら進めます。
田植機のオペレーター、苗運び、水の調整――
一人ひとりが役割を担い、息を合わせて作業します。

「そっちもう少し下げて!」
「苗足りるか?」
そんな声が飛び交い、笑い声が混じる。
農村の春の風景には、人の温かさとチームの絆が息づいています。


🌈 田植えのあとの風景

 

夕方、作業を終えて振り返ると、田んぼ一面に整然と並ぶ若い苗たち。
夕陽に照らされてキラキラと輝く姿は、何度見ても感動的です。

田植えを終えた田んぼは、これから約4か月にわたり、
風に揺れ、雨を受け、太陽の光を浴びながら成長していきます。

田植えは、一年の始まりであり、農家の誇りが形になる瞬間
自然とともに生きる喜びを、心から感じられる仕事です。


🏁【まとめ】

 

田植えは「ただの作業」ではなく、次の命を託す儀式です。
苗一本に込めた想いが、秋には黄金の穂となって返ってくる。

まっすぐ植えた苗は、やがてまっすぐに育つ。
そして、その姿が農家の心をまっすぐに保ち続けてくれるのです。

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

吉農園では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

詳しくはこちら!

 

apple-touch-icon.png

💧田んぼに水を入れる ~苗を植える前の大切な準備~

皆さんこんにちは!

 

新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てている

吉農園、更新担当の富山です。

 

 

 

💧田んぼに水を入れる

~苗を植える前の大切な準備~

育てた苗を田んぼに植えるためには、まず「水」を張らなければなりません。


この工程は、見た目以上に繊細で、稲づくりの要ともいえる大切な作業です。


🌾1. 水を張る意味

 

田んぼに水を張るのは、ただ苗を植えるためだけではありません。


主な目的は、

  • 雑草の発生を防ぐ

  • 土の温度を保ち、苗の成長を助ける

  • 水の重みで土を安定させる

という大切な役割があります。

つまり、田んぼに水を張ることは「稲が育つための環境を整える」ことなんです。


💧2. 均一な深さにする

 

田んぼ全体に水を入れたら、次は「ならし」の作業。
水の深さが均一でないと、苗が浮いたり沈んだりしてしまい、
成長にムラが出てしまいます。

そこで、レーザーや水準器を使って平らに調整したり、
昔ながらの木製の“レーキ”を使って、細かく均していく農家さんもいます。

このひと手間こそが、美しい田植え風景をつくる秘密なのです。


🌤3. 水加減の見極めがカギ

「水は多すぎても少なすぎてもダメ」。
苗がしっかり根を張るためには、**ほどよい水深(約3cm〜5cm)**が理想です。

最初のうちは浅く、
根が張ってきたら少しずつ深くしていく。
そうやって稲の成長段階に合わせて水の量を調整していくのが、
長年の経験と勘の見せどころです🌾


🍃4. 水の流れと太陽の力

 

田んぼには「入り口」と「出口」があり、
新しい水を入れ、古い水を抜く仕組みが作られています。
こうすることで、常に新鮮な水と空気が循環し、稲が元気に育つのです。

太陽の光が水面に反射し、キラキラと輝く風景は、
まさに日本の原風景そのもの✨


🌸まとめ

 

💧田んぼに水を張るのは、苗を迎えるための準備。
🌾均一な深さと温度管理が、美しい稲に育てるカギ。
☀️水と太陽、そして人の手がつくる「命のステージ」。

田んぼに広がる水面は、これから育っていく稲たちの新しい世界。
静かな水のゆらぎの中には、農家さんの祈りと希望が込められています。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

吉農園では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

詳しくはこちら!

 

apple-touch-icon.png

🌱育苗(いくびょう) ~選んだ種もみを苗箱にまき、ビニールハウスで大切に育てる~

皆さんこんにちは!

 

新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てている

吉農園、更新担当の富山です。

 

 

 

🌱育苗(いくびょう)

~選んだ種もみを苗箱にまき、ビニールハウスで大切に育てる~

お米作りの始まりは「種もみ」から。


そして、その種を“苗”へと育てる大事な工程が「育苗(いくびょう)」です。


この時期の手間ひまが、秋の収穫を大きく左右すると言われています。


🌾1. 種もみをまく前の準備

 

まずは、しっかり選別した健康な種もみを用意します。
水に浮く軽い種や、病気がついたものは取り除きます。
選ばれた種もみは、消毒・浸水・催芽(さいが)といった工程を経て、
芽が少し顔を出すくらいに準備されます。

ここまでのひと手間で、苗の生育スピードや病気への強さがまったく違ってくるんです。
「お米づくりは、苗づくりで決まる」と言われるほど、この段階が大切なんですね。


🌱2. 苗箱にまく ― 命のスタートライン

 

次に、苗箱に土を敷き、種もみを均一にまきます。
一粒一粒が新しい命のスタート。
ムラなくまくために、手作業で丁寧に均す農家さんも多く、
まるで絵を描くように慎重に進めます。

上から薄く土をかけたら、いよいよビニールハウスへ。
ここからが本格的な育苗の始まりです。


🌤3. ビニールハウスでの管理

ビニールハウスの中は、まるで苗たちの“保育園”。
温度や湿度、水分をしっかり管理しながら、
日差しをたっぷり浴びて健やかに育つように見守ります🌞

朝夕の温度差が大きい時期には、
ハウスを開けて風を通したり、夜は保温シートで守ったり…。
苗たちが病気にならないように、毎日細かなチェックが欠かせません。


🌿4. 苗が育つと…

 

10日ほど経つと、薄い緑の芽がハウスいっぱいに広がります。
その光景はまさに「生命のじゅうたん」。
成長が順調だと、農家さんの顔にも自然と笑顔がこぼれます。

そして、田植えが近づくと、苗を外に出して「慣らし」を行います。
外の風や温度に少しずつ慣れさせることで、
田んぼに移したときに丈夫に育つのです。


💬まとめ

 

🌱育苗は、稲づくりの心臓部。
🌤環境を整え、愛情をかけることで強い苗に育つ。
💧この時期の努力が、秋の黄金の稲穂へとつながる。

お米づくりは自然との対話。
苗たちの声に耳を傾けながら、農家さんの手で今日も命が育まれています🍃

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

吉農園では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

詳しくはこちら!

 

apple-touch-icon.png

🌾種もみの準備

皆さんこんにちは!

 

新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てている

吉農園、更新担当の富山です。

 

 

 

🌾種もみの準備

 

 

 

土づくりと同じ時期に、もう一つ欠かせない大事な作業があります。

それが「種もみの準備」です。

稲作においては、最初にどんな種を選び、どう扱うかが、その年の収穫を大きく左右します。

小さな一粒の種が、のちに広大な田んぼを黄金色に染める――その始まりがこの工程なのです。


種もみの選別

 

種もみはすべてが同じ品質ではありません。中には不完全に育った粒や病気にかかった粒も混ざっています。そのまま使うと発芽がそろわず、苗が弱々しく育ってしまいます。

そこで行われるのが「塩水選」です。塩を溶かした水に種もみを入れると、充実して重い粒は沈み、軽い未熟な粒は浮きます。浮いた粒を取り除き、沈んだ粒だけを残すことで、強い苗に育つ可能性が高まります。

この方法は昔から受け継がれてきた知恵で、シンプルながら効果抜群。まさに“苗づくりの第一関門”です。


病気を防ぐための消毒

 

選び抜かれた種もみも、そのままでは病気のリスクがあります。苗立枯れ病などにかかると、せっかくの努力が水の泡になることも。そこで、薬剤での消毒や「温湯消毒」が行われます。

温湯消毒は、60℃前後のお湯に種もみを一定時間浸ける方法。病原菌を死滅させる効果があり、薬剤を使わないので環境にも人にも優しいと注目されています。近年ではこの方法を取り入れる農家も増えています。


水に浸けて芽出しの準備

 

消毒を終えた種もみは「浸種」と呼ばれる工程に移ります。数日間水に浸けて吸水させることで、芽が出やすい状態にします。水温や浸ける日数は地域や気候によって調整し、農家の経験がものをいいます。

次に行うのが「催芽(さいが)」。一定の温度で管理すると、小さな芽が出てきます。この芽がほんの少し顔を出した状態で播くのが理想です。発芽が揃い、丈夫な苗が育つ確率がぐんと高まります。


昔と今の違い

 

かつては、種もみの準備は家族総出の仕事でした。

桶に種を入れて塩水で選別し、竈でお湯を沸かして温湯消毒を行い、発芽の具合を見ては一喜一憂していました。

今では機械や専用設備を使って効率的に処理できますが、「良い種を選び、ていねいに準備する」という考え方は昔から変わりません。


種もみに込める願い

 

農家が種もみを手に取るとき、そこには特別な思いがあります。

「この小さな一粒が、秋には立派な稲穂になる」という期待です。

一粒一粒の選別や管理には、手間も根気も必要ですが、その分だけ豊かな実りにつながります。


まとめ

 

  • 種もみはその年の稲作を左右する重要なスタート。

  • 「塩水選」で未熟な粒を取り除き、元気な種を選ぶ。

  • 消毒や温湯処理で病気を防ぎ、安全に育てる準備をする。

  • 浸種・催芽で発芽を整え、苗代に備える。

  • 昔も今も、ていねいな種もみ準備が豊作のカギとなる。

秋の実りは、一粒の種もみに込められた農家の願いから始まるのです。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

吉農園では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

詳しくはこちら!

 

apple-touch-icon.png

🌱土づくりの始まり

皆さんこんにちは!

 

新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てている

吉農園、更新担当の富山です。

 

 

 

🌱土づくりの始まり

 

 

 

稲作の一年は「土づくり」から始まります。

冬の間に眠っていた田んぼに春の光が差し込み始める頃、農家は新しい一年の準備に動き出します。

土づくりは単なる準備作業ではなく、稲の成長を左右する“基礎工事”のようなものです。

丁寧に行えば行うほど、秋に黄金色の稲穂が揺れる光景が待っています。


固く締まった大地を耕す

 

冬の間、田んぼの土は雪や霜、雨にさらされてカチカチに固まります。そのままでは水が浸透しにくく、根も張りにくい状態です。春になると、まずトラクターや耕耘機を使って土を深く耕します。これを「荒起こし」と呼び、固まった土をほぐすと同時に、地中に空気を送り込みます。

空気が入ることで土中の微生物が活発になり、分解作用が進んで肥沃な土になります。昔ながらの田んぼでは牛や馬を使って耕す風景もありましたが、今は機械化が進み、より効率的に行えるようになりました。


肥料を混ぜ込み、土に力を与える

 

耕す作業と並行して欠かせないのが肥料の投入です。

稲が元気に育つためには、バランスの取れた栄養が必要です。

三大要素と呼ばれる「チッ素・リン酸・カリウム」を中心に、それぞれ役割があります。

  • チッ素:葉や茎の成長を促し、青々とした稲を育てる。

  • リン酸:根の発達を助け、丈夫な苗にする。

  • カリウム:病気や気候への耐性を高める。

 

さらに、米ぬかや堆肥、鶏ふん、牛ふんなどを組み合わせて使う農家も多いです。

化学肥料だけに頼らず、有機物を取り入れることで土の持つ力が引き出され、長期的に田んぼが健全な状態を保てます。


「代かき」で水と土のバランスを整える

 

耕して肥料を入れた後に行う大事な作業が「代かき」です。

田んぼに水を張り、泥状にかき混ぜて表面を平らにします。これにはいくつもの効果があります。

  • 水が田んぼ全体に均等に行き渡る

  • 雑草の芽を抑える

  • 苗を植えやすくする

 

代かきは仕上げのように見えますが、稲が根をしっかり張るために非常に重要な工程です。

「代かき八分」という言葉があるように、稲作の成否を8割決めるとまで言われています。


昔と今の違い

 

かつては人力で鍬を使い、家族総出で土を起こしていました。

腰をかがめて延々と続ける作業は重労働で、春の田んぼには人の声と汗があふれていたといいます。

今はトラクターやロータリーの普及でずっと効率化されましたが、「土を大切に扱う」という考え方は昔も今も変わりません。


土づくりに込められる願い

 

農家にとって土づくりは、秋の収穫を思い描きながら行う大切な儀式でもあります。

土を耕すたびに「今年もいいお米が育ちますように」と願いを込め、肥料を撒くたびに「稲に力を与えよう」という気持ちで取り組んでいます。


まとめ

 

  • 土づくりは稲作の基礎であり、一年の成否を左右する。

  • 耕すことで土を柔らかくし、空気を入れて微生物を活性化させる。

  • 肥料や堆肥で栄養を整え、稲が育ちやすい環境をつくる。

  • 代かきで水と土を均一にし、苗が根を張りやすくする。

  • 昔も今も「土を整えること」は農家にとって大切なスタート。

秋の豊かな実りは、この春の土づくりから始まっているのです。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

吉農園では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

詳しくはこちら!

 

apple-touch-icon.png

四季と共に歩む仕事 🍀🌸☀️🍂❄️

皆さんこんにちは!

 

新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てている

吉農園、更新担当の富山です。

 

 

 

四季と共に歩む仕事 🍀🌸☀️🍂❄️

 

 

 

米づくりは「自然と一緒に生きる仕事」です。


春夏秋冬のリズムに合わせ、それぞれの季節ごとに違う作業が待っています。

ここでは、一年を通した流れをわかりやすくご紹介します。


🌸 春 ― 命の始まり

 

春は「米づくりのスタートライン」。

  1. 田おこし・代かき:田んぼを耕し、水を張って土を平らにします。

  2. 苗づくり:種もみをまき、小さな苗を育てます。

  3. 田植え:田植え機で苗を植える瞬間は、農家にとって特別な時期です。

水を張った田んぼに映る空と苗の緑は、春の風物詩そのものです。🌱


☀️ 夏 ― 成長と管理

 

夏は稲が大きく育つ時期。

  • 水の量を調整して根を守る

  • 雑草や害虫の発生を防ぐ

  • 台風や猛暑に備える

農家にとっては毎日が観察と対応の連続です。強い日差しの中、汗を流しながら稲を見守る姿は「自然との真剣勝負」を象徴しています。🌞


🍂 秋 ― 黄金色の収穫

 

秋は待ちに待った収穫の時。

田んぼ一面が黄金色に輝き、稲穂が垂れる光景はまさに日本の原風景です。
稲刈りは大変な重労働ですが、「新米を届けたい」という思いが支えになります。

収穫したお米は乾燥・籾すりを経て、つややかな新米として消費者のもとへ。
「やっぱり新米は香りも味も違う」と喜ばれる瞬間が、農家にとって何よりのご褒美です。✨


❄️ 冬 ― 静けさと準備

 

冬は田んぼが休む季節。

  • 土づくりや肥料の準備

  • 農機具の整備

  • 来年の計画立案

農作業が少なくなるこの時期も、次の収穫に向けた準備は続いています。
また、地域によっては収穫を神に感謝する祭りや行事も行われ、農業が文化や信仰と深く結びついていることを実感します。❄️


✅ まとめ


米づくりは一年を通じた「四季との対話」です。


春に始まり、夏に育ち、秋に実り、冬に備える――このサイクルを毎年繰り返すことで、私たちの食卓にはおいしいお米が届けられます。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

吉農園では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

詳しくはこちら!

 

apple-touch-icon.png

米農家の役割 🌾🍚

皆さんこんにちは!

 

新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てている

吉農園、更新担当の富山です。

 

 

 

米農家の役割 🌾🍚

 

 

 

米農家と聞くと、「田んぼで稲を育てている人」というイメージを持つ方が多いかもしれません。

けれど実際には、その役割は想像以上に広く、そして深いものがあります。

米農家は単なる生産者ではなく、日本の暮らしや文化、地域社会の基盤を守る存在でもあるのです。


🍚 日本の主食を支える存在

 

日本人にとって、お米は主食であり「命をつなぐ食べ物」です。パンや麺類も普及していますが、やはり「ごはんを中心とした食事」は今も変わらず家庭の中心にあります。


毎日安心して食卓に並ぶお米の背景には、米農家の努力と知恵、そして自然と向き合う姿勢があります。米農家がいなければ、私たちの食生活の安定は成り立ちません。


🌍 自然と地域を守る

 

田んぼは単なる食料生産の場ではありません。
雨水を一時的にためて洪水を防ぐ「貯水池」の役割を果たしたり、トンボやカエル、小鳥など多くの生き物を育む「生態系のゆりかご」にもなっています。
つまり、米農家が田んぼを守り続けることは、そのまま地域の自然環境を守ることにつながっているのです。

さらに田んぼの風景は、日本人の心の原風景でもあります。青々とした稲田や黄金色の稲穂が揺れる景色は、観光資源や地域の魅力としても大切にされています。


👨‍👩‍👧‍👦 安心・安全を届ける

 

食の安心は今の時代、とても重視されています。
農薬や肥料の使い方、田んぼの水質管理、栽培方法など、米農家は「安全でおいしいお米をどう作るか」を常に考え、工夫しています。無農薬や有機栽培に挑戦する農家も増え、消費者のニーズに応える取り組みが進んでいます。

特に小さな子どもや高齢の方が口にするものだからこそ、米農家は「自分の家族に食べさせたいと思えるお米を作る」という気持ちで日々努力を重ねています。


💡 新しい挑戦と未来

 

かつては農協や市場を通して出荷するのが一般的でしたが、今はインターネットや直売所で直接販売する農家も多くなっています。お客さんから「とてもおいしかった」「毎年この新米を楽しみにしています」という声をもらうことで、大きなやりがいを感じています。

さらに最近では、農業体験や田植えイベントを通じて、消費者に米づくりを体験してもらう活動も広がっています。これにより、農家と消費者の距離がぐっと近くなり、食への理解や感謝の気持ちも育まれています。


🌾 米農家は「食を育てる人」であると同時に、「文化を守る人」「地域を支える人」。その役割はとても尊く、日本の暮らしを根本から支えているのです。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

吉農園では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

詳しくはこちら!

 

apple-touch-icon.png