オフィシャルブログ

開花と受粉 ― ほんの一瞬にすべてを託す、静かな生命の営み ― 🌾🌬️

皆さんこんにちは!

 

新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てている

吉農園、更新担当の富山です。

 

 

 

開花と受粉

― ほんの一瞬にすべてを託す、静かな生命の営み ― 🌾🌬️

 

 

 

夏の終わり、出穂を終えた稲は、
次の重要な段階である「開花と受粉」を迎えます。

稲の花は、私たちが想像する「花」とはまったく違います。
色鮮やかな花びらも、甘い香りもありません。
その姿はとても小さく、注意して見なければ気づかないほど控えめです。

しかし、この目立たない瞬間こそが、
お米が生まれるかどうかを決定づける、最も重要な工程なのです。


🌸 稲の花はなぜ目立たないのか

 

稲は虫に頼らず、風によって受粉する植物です。
そのため、昆虫を引き寄せるための派手な花を必要としません。

穂の中で、
雄しべと雌しべが短い時間だけ姿を現し、
風に揺られることで花粉が運ばれます。

この開花は、
一つの穂につき、わずか数時間程度。
しかも多くは、早朝の限られた時間帯に行われます。

人が見逃してしまうほど短く、静かで、
しかし決して失敗が許されない瞬間です。


🌬️ 風が担う“見えない仕事”

 

開花と受粉において、
主役となるのは「風」です。

強すぎれば花粉が飛び散り、
弱すぎれば受粉がうまく進みません。

ほどよい風が田んぼを通り抜けることで、
花粉は自然に運ばれ、
一粒一粒の籾(もみ)の中で受粉が行われます。

この工程は、人の手で直接操作することができません。
だからこそ、
それまでの水管理や生育環境づくりが
大きな意味を持ってくるのです。


⚠️ 開花期が繊細と言われる理由

 

開花と受粉の時期は、
稲作の中でも特に気を遣う期間です。

・高温が続く
・夜温が下がらない
・長雨や強風が続く

こうした条件が重なると、
受粉がうまくいかず、
実の入らない籾が増えてしまいます。

見た目には穂が揃っていても、
中身が伴わない状態になることもあり、
収量や品質に大きく影響します。


🌾 静かに進む、実りへの第一歩

 

田んぼの風景は、
開花期でも大きくは変わりません。

しかし、稲の中では確実に
「実りへのスイッチ」が入っています。

誰にも気づかれず、
音もなく進むこの工程こそが、
秋の収穫を支える土台となっているのです。


✅ まとめ

 

開花と受粉は、

🌸 とても短く
🌬️ 風に委ねられ
🌾 成否が収穫を左右する

稲作の中でも、
最も繊細で、最も重要な工程のひとつです。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

吉農園では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

新潟県糸魚川市にてお米をはじめとする農作物を育てております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

詳しくはこちら!

 

apple-touch-icon.png